人間の呼吸法には胸式と腹式の2つのタイプがあり、ほとんどの人は胸を前後左右に動かす胸式呼吸を使っています。
しかしエクササイズなどでは、腹式によって深く息を吸うことを推奨していています。
これには酸素をより多く取り入れるための方法ですが、それ以外にも腹式呼吸によって得られる効果は様々です。
腹式によって動くのはお腹だけでなく、内部の横隔膜も同時に動き、インナーマッスルを鍛える結果となるので、ダイエットに良いとされています。
またお腹の筋肉を使うことになるので、より腹筋を鍛えることができて、腰痛の改善にも役立ちますし、大量の酸素を取り込むことで、新陳代謝が上がり脂肪燃焼を促進させることでダイエット効果が期待できます。
その他、呼吸が深くなることで血行を促進させる効果があるので、手足の末端にまで血液が流れることで冷え性の改善にも役立ちます。
血液は全身に栄養素を運ぶ役割があり、老廃物も運ぶので、健康や美容にも大きな効果があらわれます。
呼吸をしながら運動を行う事はダイエットの王道で、体を動かさなくても頻繁に外の空気を入れ込む事に繋がって新しい酸素を取り込んでいます。
普段よりも酸素を取り込む量が多いために体を動かす事は、体内への空気の出入りの作業が頻繁にさせる効果があります。
無理をして走るなどの行動をしなくても、結果的に空気の入れ替えを効率よく行うことによって血液の循環に繋がって、自然に体内にある体脂肪が使用されます。
お腹で呼吸を行う場合にお腹の周辺の筋肉や脂肪を使用しますので、お腹を使いながら口で呼吸する事で動かなくてもダイエットに繋がりやすいです。
行い方を工夫すると、1週間に1回だけ行ったとしても数キロ以上の減量の成功に繋がります。
腹式呼吸は腹筋をしたり、体を動かさなくて良い事が減量の方法としての特性です。
腹筋をしてお腹の周りを鍛えたり、ジョギングをしながら息を切らさないで良いので、若年者から高齢者まで減量の方法として活用できます。
Last update:2022/4/20
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